「楽天モバイル全然繋がらないからやめといた方が良いよ」
なんて言葉を数年前まではよく耳にしたものです。
しかし、それは過去の事で2024年3月現在、楽天モバイルはしっかり繋がります。
特に地方や田舎では、繋がりにくいということがほとんどなくなりました。
まだまだ繋がりにくいという情報が散見されますが、楽天モバイルは日々進化をしている為、改善されていることがほとんどです。
本記事では、楽天モバイル歴3年の私が、実体験をもとに、楽天モバイルの電波の状況をお伝えするとともに、現在、そしてこれからの楽天モバイルについてお伝えします。
楽天モバイルが繋がらないと言われていた2つの理由
1.楽天モバイルの歴史(地方や田舎で繋がりにくかった理由)
楽天モバイルは、2014年に格安スマホとしてスタートしました。
2018年1月に楽天モバイル株式会社として新たにスタートし、同年12月より携帯電話基地局の建設を開始しました。
そこから、規模を拡大させ大手3大キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に次ぐ第4のキャリアとしてモバイル業界に新たな風をもたらしたのです。
携帯電話事業のスタートが他社よりも遅いが、自前の基地局を立てることにより、4Gエリアの人口カバー率100%を楽天モバイルで繋がる目標を設定しました。
2020年3月には人口カバー率が23.4%だったのが、2022年2月には96.0%まで上昇。
そして2024年3月現在、人口カバー率は業界最高水準の99.9%を達成しました。
2.楽天モバイルは大手3大キャリアとは異なる電波を使用している(都市部で繋がりにくかった理由)
楽天モバイルが4Gエリアで使用している電波は、大手3大キャリアが使用しているプラチナバンドというものよりも高周波のものを使用しています。
高周波の電波は高速通信が出来るというメリットがある反面、電波の進む距離が短く遮蔽物にも弱いというデメリットがあります。
2024年5月から、楽天モバイルも繋がりやすいプラチナバンドをスタートする予定なので、今まで繋がりにくかった場所でも繋がるようになっていくでしょう。
プラチナバンドと呼ばれる低い周波数(700MHz帯~900MHz帯)
- 電波が遠くまで届く
- 建物の内部や高層階、地下でも繋がりやすい
- 通信速度は緩やか
楽天モバイルが主に使用していた高い周波数帯(2.1GHz帯以上)
- 電波の進む距離が短い
- 建物内では通信が弱まることがある
- 障害物に弱い
- 高速通信が出来る
楽天モバイルの繋がりやすさは改善され続けている
上記で説明した通り楽天はモバイル業界にはまだまだ新規参入であるため、改善点が多くありました。
大手3大キャリアに対抗するため、料金プランをシンプルで安くすることで契約者数は増えていきましたが、利用者による口コミで、繋がりにくいというのが多く出たのが現状です。
しかし、上記で説明した通り、楽天モバイルが繋がりにくいというのが過去の話であることが分かると思います。
2024年3月に4Gエリアの人口カバー率99.9%を達成(地方や田舎でも繋がる)
過去の口コミ等で、地方や田舎で繋がりにくいという声が多かった理由は、4Gエリアの人口カバー率が低かったことが原因です。
上記での説明で分かるように、楽天モバイルは基地局数を着実に増やしており、2024年3月には人口カバー率99.9%を達成しています。
これは日本全国で繋がりやすくなったということです。
基地局は都市部から建設が始まり、順次人口の少ない地域へも拡大していきました。
現在ではほとんどの場所で繋ります。
2024年5月からプラチナバンド開始(都市部での繋がりにくさを改善)
プラチナバンドを開始することにより、都市部での繋がりにくさは改善されます。
高い建物がある場所や地下等の多い都市部では、繋がりにくいということから楽天モバイルを契約しない人が多かったと思います。
しかし、大手3大キャリアと同じ周波数の電波を使用するので、楽天モバイルだけが繋がりにくいということが無くなると思います。
その他楽天モバイルの進化
楽天モバイルが繋がりやすくなった理由はその他の要因もあります。
KDDIと新ローミング契約
4G エリアの人口カバー率が低かった頃の楽天モバイルは、KDDIの回線を頼らないと日本全国をカバーできない状態でした。
楽天モバイルのプランは「データ使い放題」が魅力であったが、KDDIの電波は上限が設けられていました。
楽天の電波が届かない場所ではKDDIに繋がり、KDDIに繋がっている状態だとデータ制限がかかるため、これも楽天モバイルが繋がりにくいという理由でした。
しかし、Rakuten最強プランが発表され、KDDIとのローミング契約のデータ制限が撤廃されたため、繋がりにくいというイメージは払拭されたことになります。
楽天モバイルを3年間使用し続けている私の感想
3年前の楽天モバイルの通信状況
私は、ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えてから3年が経過します。
乗り換え当初はKDDIの回線に繋がる場所が多く、月末には通信制限がかかってしまう事が多くありました。
地方や田舎では繋がりにくいと感じることは少なかったですが、都市部の商業施設で繋がらないことが多くありました。
それでも、楽天モバイルの料金プランが非常に優秀だったのと、楽天ポイントが貯められるので問題なく使用していました。
現在の楽天モバイルの通信状況
2024年現在、商業施設では繋がりにくい場所はありますが、日本全国でみればほとんどの場所で繋がります。
私は現在沖縄に住んでおり、離島である久米島、渡名喜島、黒島、竹富島、波照間島へも行きましたが、繋がりにくいと感じる場所はありませんでした。
人口カバー率が99.9%を達成していることもあり、人口の少ないエリアでもしっかり繋がるので、昔の口コミである地方や田舎で繋がりにくいというのは改善されたと思います。
田舎や地方の方こそ楽天モバイルを使うべき3つの理由
繋がりにくいというのが改善された
上記でも説明しましたが、4Gエリアの人口カバー率が99.9%であり、日本全国でもみても繋がりにくいところを探す方が難しい状況です。
繋がりやすさを重視して月々の通信料が高額になっている方は、この機会に楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。
楽天モバイルは、繋がりにくくただ安いだけのキャリアでは無くなっているため、この際お試しで契約してみるのもありだと思います。
楽天モバイルは契約、解約に一切の縛りは無く、お金もかかりません。
楽天市場などを併用することにより多くのポイントを貯めることができる
地方や田舎ではネットショッピングを利用する方が多いと思います。
ネットショッピングでは「アマゾン」or「楽天市場」を使う方が多いのではないでしょうか。
アマゾンは商品が豊富ですが、楽天市場も負けていません。
楽天市場はアマゾンに比べポイントが貯まりやすいため、楽天市場の方がお得に買い物できることも多くあります。
また、楽天モバイルを契約していると、さらに多くのポイント還元を受けることが出来るので、こういった点でもお勧めな理由となります。
紹介キャンペーンやお得なキャンペーンで多くのポイントがゲットできる
楽天モバイルでは何かしらのお得なキャンペーンがあります。
特に楽天モバイルを他社に紹介するとお互いがポイント還元を受けることのできるキャンペーンは基本的に常時行われておりお得です。
家族で楽天モバイルに乗り換えるとそれだけで多くのポイント還元を受けることが出来ます。
また、2024年なり、元々安かった楽天モバイルからも家族割と学割がスタートしました。
繋がりやすくなったうえさらにお得に月々の通信費を安く抑えることが出来るようになりました。
まとめ
- 楽天モバイルが繋がりにくいというのは過去の話
- 田舎や地方では繋がりにくい場所はほとんどなくなった
- 商業施設で繋がりにくいことはあるが、プラチナバンドの開始により改善される見込み
- 月々の通信費をお得にしたいのなら楽天モバイルが良い
2024年になりさらに楽天モバイルは確実にパワーアップしています。
契約者数も右肩上がりであり、これからもパワーアップしていくでしょう。
月々の通信費を安くしたいけど迷っている方はこの機会に楽天モバイルを検討してみてはいかがでしょうか。
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